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音楽好き!ドラム好きの方にも観てもらいたい映画!「セッション」

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私は、ミュージカル映画はよく観るのですが、今回ご紹介するような音楽映画は「セッション」が初めてです。
おそらく、ドラムをやっている方や音楽が好きな方、実際に音楽の仕事に携わっている方ならお気に入りになる映画でしょう。
※ネタバレがあります。

セッション

アカデミー賞5部門にノミネートをし、男優賞を含め3部門を受賞した才能と狂気が入り混じったドラマ映画。

「完璧」を求めるレッスン。指導官とドラマーの誰も観たことのないセッションが始まる。

あらすじ

19歳のアンドリュー・ニーマンは、バディ・リッチのような「偉大な」ジャズドラマーになることに憧れ、アメリカで最高峰の音楽学校、シェイファー音楽院へと進学していた。
アンドリューを男手ひとつで育てている父ジムも、良き理解者としてアンドリューの夢を応援し支えてくれている。ある日アンドリューが教室で1人ドラムを叩いていると、学院の中でも最高の指導者として名高いテレンス・フレッチャーと出会う。
後日、アンドリューが学ぶ初等クラスをフレッチャーが訪れ、自身が担当するシェイファーの最上位クラスであるスタジオ・バンドチームにアンドリューを引き抜くのだった。ところが迎えた練習初日、フレッチャーは開始早々バンドメンバーに罵詈雑言を浴びせはじめ、1人を退場させる。
フレッチャーは一流のミュージシャンを輩出する事に異常なまでに憑りつかれており、要求するレベルの演奏ができない生徒に対し人格否定や侮辱を含めた罵声や怒号も厭わない狂気の鬼指導者だったのだ。 引用Wikipedia

この映画の見どころ

この映画はただのジャズ演奏ではありません、一種の「狂気」を表した音楽の演奏です。 メインは教官と主人公のセッションの場面、最高クラスの音楽指導者と最高を志しているジャズドラマーがまさに決戦しているかのようです。
師匠と弟子でもあり、敵でもあり味方でもあるという関係性にハラハラします。

狂気ともいえる信念を、ひたすらに叩き込んだ最後の演奏はとても奮えます。
メインの登場人物が二人、という少人数で構成された映画にも関わらず、心が熱くなる作品になっております。
さらに、教官(俳優J.Kシモンズ)が鬼指導者としての悪役に徹している役者魂が魅力的です。

見始めは観ている方もかなりモヤモヤすると思いますが、最後の10分からが本番で最初の内容が全て覆されます。
なにかを極めようとする姿勢や、手に入れたいほどの理想を感じ観ている私たちも情熱を体全体に受けます。
憎しみと共鳴の相反する感情がぶつかり合うセッションになっております。

そして、最終の場面での展開をどう捉えるのかも自分次第になる作品です。

この映画を観て

まさに、期待通りの映画でした。
2014年の映画ですが、今までで3回ほど観ました。

いつ観ても目の前で実際に演奏しているのを聞いているかのような迫力があります。
始めは、指導者のフレッチャーが人格否定をしたり暴力・暴言を行う場面が多く恐怖を感じていましたが、アンドリューの叩かれてもそれを堪えてまで上手くなりたいという気持ちに、自分の中での情熱がまだまだ足りないなと思わされた作品です。
ですが、とにかく何度観てもフレッチャーが怖すぎて、人間味が出るところもあるのに何故かそれが嘘なのではないかと疑ってしまいます。

アンドリューが車に轢かれても、ドラムスティックを持ちステージに立つところは鳥肌がたち、音楽に執着している方は本当に凄いなと思いました。
鬼指導官に反抗したりする場面もあり、折れない心の強さもあるから上手くなれたんだろうなと思いました。

そして、見どころでもお伝えしたラストの場面に本当に衝撃を受けました。
無駄なシーンもいっさいなく、あらゆる描写と肝を抜かれる展開や緊張感に思わず前のめりになって見入ってしまいました。

相当過酷な世界だと改めて実感させられ、自分ならそこまで執着してできないなと感じたと同時に、逆に夢中になるとアンドリューのようになるのかなとも思いました。
音楽という名の、芸術を極めるには時には鞭も必要なのですかね…セッションは行き過ぎているとは思いますが。

あとは、少し笑ってしまったのですがビンタが相当凄い音で、それが何回かあります笑

傑作

これは本当に、稀に出るか出ないかの傑作だと思います。
そして、びっくりすることにこの映画の監督は「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督です。

ja.m.wikipedia.org

この作品は、ハッピーエンドかバッドエンドか聞かれてしまえば答えられませんが、それはご自身で決めていただいてもいいかもしれません!

それでは、このへんで!

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